会員各位
当学会の障害のある人の権利意識に関する特別研究委員会による公開研究会を下記の通り開催いたします。
参加申し込みを3月26日(水)に延長しました。
非会員様の参加・転送歓迎!
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
※本メールは[福まち2024-106]の再送 締切延長をお知らせするものです。
申込先が現地参加とオンラインに分かれておりますのでご注意ください。
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障害のある人の権利意識に関する特別研究委員会 公開研究会
「障害のある学生の権利意識と大学支援の現状・課題
~現場の声をもとに、その在り方を考える~」
2025年3月28日(金)13:00〜15:00 中央大学後楽園キャンパスおよびオンライン
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障害のある人の権利意識に関する特別研究委員会委員長 丹羽菜生
■ 日時:2025年3月28日(金)13:00〜15:00
■ 開催方法: 中央大学後楽園キャンパス 3号館14階セミナールーム / Zoom とのハイブリッド開催
■ 当日スケジュール
12:30 開場
13:00〜13:10 趣旨説明/これまでの活動と今後に向けて
元東洋大学教授 川内美彦
13:10〜13:40 日本の大学における障害学生への支援の現状と課題
京都大学 学生総合支援機構 障害学生支援部門 村田 淳
13:40〜14:10 障害学生への支援の取り組み(地域・大学の事例紹介)
北星学園大学 アクセシビリティ支援室 蒔苗 詩歌
14:20〜15:00 パネルディスカッション
15:00〜16:00 茶話会(予定)
■ 内容:
本特別研究委員会では、障害のある学生の学習支援に焦点をあてた調査を行ってきました。障害のある学生への支援に関して、学習支援制度や仕組みの研究は進んでいるものの、当事者がその支援をどのように捉えているかについては、まだ十分に明らかにされていません。
大学から合理的配慮を受けることは学生の権利ですが、権利意識を持つ学生と持たない学生では、大学生活に大きな差が生じることがヒアリング調査から示唆されました。また、学生が権利意識を持ち、自己の権利を主張できるようになるためには、学生と教員をつなぐ支援室の役割が重要であることも研究討論会から明らかになっています。
2024年から大学での合理的配慮が義務化されたことを受け、各大学では対応が進められています。バリアを生まない環境を構築するために、大学の支援室が果たすべき具体的な役割とはどのようなものでしょうか。
そこで、本公開研究会では、大学の支援の全体像から具体的な現場の声まで、幅広い議論を進めていきます。
京都大学学生総合支援機構障害学生支援部門の村田先生には、日本の大学における支援の現状や課題について体系的にご説明いただきます。続いて、北星学園大学アクセシビリティ支援室の蒔苗先生からは、地域と大学の連携事例を交えた具体的な実践報告を行っていただきます。
本研究会が、障害学生支援のより良い未来を切り開く一歩となることを願っています。
■登壇者紹介
○京都大学 学生総合支援機構 障害学生支援部門 准教授 村田 淳(むらた じゅん)
同大学のDRC(障害学生支援部門)・チーフコーディネーター、HEAP(高等教育アクセシビリティプラットフォーム)・ディレクター。2007年より、京都大学における障害学生支援に従事。対外的な活動も担いつつ、日々、大学における障害学生支援のコーディネーター・プロジェクトディレクターとして従事する実践家。
○北星学園大学 経済学部助教 蒔苗 詩歌(まきなえ しいか)
同大学のアクセシビリティ支援室専任教員。地域医療や当事者会で子どもから成人までの支援実践をしながら、心理アセスメントや実験心理学的手法を用いて障害支援・特別支援領域の諸課題(合理的配慮の根拠、支援計画の策定、多様性理解)への貢献を目指した研究を行っている。公認心理師、特別支援教育士などの資格を保有。
■ 参加費:500円 ※茶話会 参加費:500円(予定)※ご参加ご希望の方のみ
■ 定員:現地30名, WEB30名
■ 参加申し込み 3月26日(水)まで
■申込方法:
現地参加:https://peatix.com/event/4337949/view
WEB参加:https://peatix.com/event/4306515/view
■ 情報保障:文字通訳
※WEBでのご参加の方は、お申し込み後、ミーティングIDをメールでお送りいたします。
前日までにID が送られてこない場合は、ご連絡ください。
また、当日は申し込まれたお名前でZoomへの入室をお願いします。
※通信環境により不具合が生じる可能性がございます。ご了解ください。
■問い合わせ先:n-niwa[at]tamacc.chuo-u.ac.jp ([at]を@に変更してください。)(中央大学研究開発機構 丹羽菜生)
*転送大歓迎