日本福祉のまちづくり学会
会員各位
平素より学会活動にご参加、ご理解を賜りまして誠にありがとうございます。
以下のとおり、2025年度総会セミナーを開催いたします。
非会員の方、一般の方のご参加も可能です。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
***************************************
日本福祉のまちづくり学会 2025年度 総会セミナー
「大阪・関西万博における当事者参画の到達点と課題」
※文字通訳つきます
2025年6月28日(土) Zoomミーティングによるオンライン
***************************************
主催:日本福祉のまちづくり学会
共催:東北福祉大学
1.経緯
2025年4月に開幕した大阪・関西万博は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック
におけるユニバーサルデザインのレガシーを引き継ぎ、発展させる使命をになう国家プロ
ジェクトである。しかし、2018年に大阪府が策定した「ユニバーサルデザイン推進指針」
は、当事者への意見徴収が行われていなかったり、2021年7月に公表された「施設整備に
関するユニバーサルデザインガイドライン」が、「Tokyo2020アクセシビリティ・ガイド
ライン」の基準を下回っていたりなどの問題が噴出した。
その後、障害者団体等の働きかけにより2021年12月からユニバーサルデザイン検討会が
設けられ、多様な当事者参画によるガイドラインの改訂が行われた。これをきっかけに、
大催事場や情報案内、カームダウンルームなどの整備やソフトのサービスガイドライン
の策定など、継続的な当事者参画が行われ、日本館、大阪ヘルスケアパビリオンでは
積極的な当事者参画が行われた。
2.目的
開幕までの大阪・関西万博における当事者参画のプロセスを共有し、現時点での到達点
と課題について、参画した者の想いと外部評価を交えて明らかにすることを目的とする。
3.開催日時
2025年6月28日(土) 15:30-18:00
オンライン開催
4.プログラム
15:30 開催趣旨説明 石塚裕子(東北福祉大学教授)
15:35 大阪・関西万博の当事者参画の経緯とミッション 三星昭宏(近畿大学名誉教授)
15:45 当事者参画のプロセスと主な成果
(1)日本館の当事者参画
国土交通省近畿地方整備局 営繕部保全指導・監督室室長 藤本 享史氏
(2)大阪ヘルスケアパビリオンの当事者参画
公益社団法人大阪パビリオン事務局次長兼展示課長 平谷忠雄氏
16:15 休憩(5分)
16:20 当事者参画による社会環境整備の課題と展望~大阪・関西万博を踏まえて~
コーディネーター:石塚裕子
パネリスト
1.六條友聡さん(車いす・当事者コーディネーターの立場から)
2.海老澤弥生さん(視覚障害の立場から)
3.渡部安世さん(聴覚障害の立場から)
4.吉川ひとみさん(精神障害の立場から)
5.吉田明・琴美さん(知的障害の立場から)
6.児玉健さん(技術者の立場から)
コメンテーター:
高橋儀平さん(東洋大学名誉教授)
尾上浩二さん(日本DPI副議長)、
織田友里子さん(Wheelog 代表)
17:45 質疑応答
17:55 総評
18:00 終了
【申し込み】参加費無料
https://forms.gle/2BMbvL1cv1XtjgKPA
※開催2日前に参加URLをお送りする予定です。
※申込フォームからの申し込みが困難な場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
【申込締切】2025年6月25日(水)
【参加保障について】文字通訳を行います。
※その他、ご要望がありましたらお問い合わせ先までご相談ください。
【問い合わせ先】
日本福祉のまちづくり学会事務局 jimukyoku@fukumachi.net
科研費(課題番号:24K03184 代表者:石塚裕子)「広域周遊観光における移動の アクセシビリティの連続性と連携に関する実証研究」の研究の一環として行うものである。
**************************************
(以下、発信元)
一般社団法人日本福祉のまちづくり学会
<Japanese Association for an Inclusive Society>
■本部事務局
jimukyoku[at]fukumachi.net ( [at]を @ に変えて下さい)
■委託事務局(会員登録等に関する問い合わせ)
jais-post[at]bunken.co.jp ( [at]を @ に変えて下さい)
業務時間 平日9:00~12:00 13:00~17:00