お知らせ

お知らせ

関西支部セミナー3月26日in大阪大・中之島

2017年03月06日

福まち学会 会員各位

関西支部のセミナーが下記の通り開催されます。
皆さまの積極的な参画を期待しています。(清)

***********************************

       日本福祉のまちづくり学会 関西支部

「コミュニティに根付いたインクルーシブな地区防災を考えるセミナー」
      ―熊本地震の経験に学ぶ― <無料>

      2017年3月26日 in 大阪大学 中之島センター

***********************************

主催
 一般社団法人 日本福祉のまちづくり学会関西支部
 被災地における障がい者、移動制約者への移動送迎支援活動基金
 (ももくり送迎基金)

後援 大阪大学未来共生イノベーター博士課程プログラム

開催趣旨
1995年阪神・淡路大震災以来、災害時における障がい者支援の充実は喫緊の課
題です。しかし、2016年4月に発生した熊本地震においても"安否確認の連携"、
"避難所のバリアフリー"、"緊急情報の保障"、"個々のニーズへの対応"など
従来からの課題が山積していました。また、防災、減災には、平時の備えが大
切といわれ、国は「要援護者名簿の作成」、「福祉避難所の指定」などの制度を
整えてきましたが、計画時における当事者参加や共助関係づくりの不足、障が
い者の自助に対する意識の低さなどの理由により、その効果は限定的であると
言わざる得ない状況です。
そのような中、熊本地震において、障がいがある者もない者も受け入れ、合理
的配慮に満ちた避難所運営を実践された熊本学園大学の取り組みは「熊本学園
モデル」と呼ばれ全国から注目されました。
本セミナーでは、熊本地震の経験から学び、コミュニティに根付いたインクル
ーシブな地区防災を可能とするために、必要な取り組みは何か、備えておくべ
きことは何か、行動していくべきことは何かについて、障がい当事者、支援者
が共に考えていきます。

日時 2017年3月26日(日)14:00-17:00
場所 大阪大学 中之島センター 703会議室(定員80名)

プログラム
14:00~14:10 開会挨拶 三星 昭宏(近畿大学名誉教授)
14:10~15:30 基調講演
タイトル(仮)
「被災者の尊厳を守る―熊本地震避難所『熊本学園モデル』を通して」
 講師 花田昌宣氏(はなだ まさのり)
    熊本学園大学社会福祉学部教授・水俣学研究センター長

15:30-15:45 休憩
15:45-17:00 パネルディスカッション
コーディネーター 柿久保浩次(ももくり送迎基金)
パネリスト 「地域に根付いたインクルーシブな地区防災とは」
 花田昌宣 (熊本学園大学教授)
 中村守勝 (NPO法人移動ネットおかやま)
 伊藤 豊 (NPO法人こうべ移動ネット阪神淡路震災支援経験者)
 西村秀樹 (視覚障がい者・守山市UDまちかどウォッチャー)
 (総合司会 石塚裕子 大阪大学)

17:30~ 懇親会(立食・参加費3500-要申し込み)

【申し込み先】石塚裕子 大阪大学(y-ishizuka@respect.osaka-u.ac.jp)
柿久保(ももくり送迎基金)(stsosaka@gmail.com)

(石塚裕子会員からの情報提供)