お知らせ

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災害研究・支援委員会セミナー「災害と障害 西日本豪雨の実態から問いなおす」7月6日in新大阪

2019年06月07日

会員各位

当学会の災害研究・支援委員会のセミナーのお知らせです。
非会員の参加も可能です。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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災害研究・支援委員会セミナー
「災害と障害-西日本豪雨の実態から問いなおす」

2019年7月6日 新大阪

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主催:
日本福祉のまちづくり学会 災害研究・支援委員会
共催:
日本福祉のまちづくり学会 関西支部
後援:
NPO法人ゆめ風基金・BCP研究会・ももくり送迎基金
公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団
日時
:2019年7月6日(土)13:30~16:30
会場
:新大阪丸ビル別館4-1会議室(新大阪駅東口徒歩2分)
参加費
:無料
申し込み
:申し込み先着順(氏名、所属、連絡先をメールで送付)
 *要約筆記あります
申込先
:y-ishizuka@hus.osaka-u.ac.jp (石塚)

開催趣旨
 阪神・淡路大震災以降、災害が起こるたびに、地域で共に暮らしている障害者や高齢者に被害が集中する。昨年起きた西日本豪雨は、進行型災害であり、逃げられる災害であったにもかかわらず多数の高齢者等が犠牲となった。なぜ繰り返されるのか?
 我が国では、2005年に災害時要援護者支援のガイドラインが策定され、2013年の災害対策基本法改正では避難行動要支援者名簿の策定が義務づけられ、対策が求められている。にもかかわらず、被災地のひとつである倉敷市真備町では亡くなった51人の多くは避難行動要支援者だったと報道された。
 本セミナーは、西日本豪雨から1年の節目を機に被害の実態を改めて検証し、災害時要配慮者への支援制度の限界と課題を踏まえ、"障害"を理由に誰もが命を落とすことのない社会を創る、実現可能な取り組みを当事者主体で多面的に討議する場である。

本セミナーは、科研費助成事業「共生の技法としてのユニバーサルツーリズムの理論と実践」(課題番号17K02106 研究代表者:石塚裕子)の一環として開催する。

開催内容・スケジュール

13:30
開会挨拶
13:40
基調講演
「災害と障害-水没した真備町で何がおきていたのか」
 熊本学園大学 東 俊裕
14:20
基調報告1
「倉敷市における避難行動要支援者の事前対応と課題」
 朝日新聞社大阪本社社会部 千種辰弥
14:35
基調報告2
「地域と共に生きる実践を通じて災害時に思ったこと」
 NPO法人 岡山マインド「こころ」代表理事  多田伸志

14:50~15:05 休憩

15:05
パネルディスカッション(75分)
「共に暮らすみんなが助かる社会を創る方略」
コーディネーター
石塚裕子(大阪大学)
パネリスト
東 俊裕(熊本学園大学)
矢吹 顕孝(NPO法人岡山マインドこころ)
中野 ひとみ(中国短期大学)
内田 瞳(NPO法人自立生活夢宙センター)
鞍本 長利(NPO法人 ウイズアス)
16:20
閉会挨拶
16:30
閉会