会員各位
当学会の事業委員会主催 公開講座のお知らせです。
非会員の参加も可能です。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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インクルーシブな手法による空港における総合的なユニバーサルデザインとは
2019年7月5日(金) in 中央大学研究開発機構
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日本福祉のまちづくり学会事業委員
中央大学研究開発機構
東京2020オリンピック・パラリンピック大会を目前に控え、増加する国内外観光客等の受け入れ態勢を整えるための様々な整備が進められている。
「ユニバーサルデザイン 2020 行動計画」では、公共交通施設のより高次元のユニバーサルデザインの実現が掲げられたが、空港の旅客施設も重点的なバリアフリー化の対象となる。中部国際空港に始まった空港設計への障害当事者参加の手法は羽田空港(国際線ターミナル)などへと継承され、成田空港では既存空港の改修においては、初めての当事者参加によるデザインルールが作成された。
こうした当事者参加により空港の施設における設備は、より障害者が使いやすいものになり、国際的にもそのユニバーサルデザインの評価は高い。その一方で、移動時に何らかの困難がある利用者に対する人的支援の提供や、さらに多様な障害者にとっても移動しやすい空間的な配慮については、まだ曖昧な部分が多い
など課題もある。
より多くの人たちの円滑な移動を可能とする空港とはどのようなものであろうか。今回は、中央大学研究開発機構秋山研究室が行ってきた、当事者参加による空港計画の意味と、欧米の空港で行われているシステム化された人的支援に関して歴史的背景を元に紹介する。それらをハードとソフト両面から考えるトータルなバリアフリー化と捉え、設備・支援・建築空間のバランスの取れた総合的なユニバーサルデザインとして、今後の空港の在り方を考えていくものである。
コーディネーター:秋山哲男(中央大学研究開発機構 機構教授)
コメンテーター:太田篤史(福祉のまちづくり学会)
◆参加費:学会員・学生:1000円、非会員:2000円(定員30名)
◆参加申し込み:2019年6月28日(金)まで
■参加希望者は、件名を「空港のユニバーサルデザイン」とし、
参加者のお名前、ご所属、メールアドレス、会員・非会員の種別をご記入の上
kobayashiアットfukumachi.net(担当:小林)までお申し込みください。
(アットを@に変えてください)
■締切 6月28日(金)
■情報保障やその他の支援をご希望の方は6月21日(金)までに支援の内容をお知らせください。なお、内容によってはご要請にお応えできない場合があることをお含みおき下さい。