関東甲信越支部では、昨年、高齢者の住まいの貧困を考える勉強会(講師・藤田孝典氏、NPO法人ほっとプラス代表理事)を開きました。今年はその第二弾として三大寄せ場の一つ、横浜市寿町のまちづくりをテーマに勉強会と見学会を行います。
講演ではドヤ街と呼ばれていた寿町で空き家を活用した旅行者向けヤド村『YOKOHAMA HOSTEL VILLAGE』や大学と共同したコミュニティスペース「かどべや」の運営などを通したまちづくりを続けてきたコトラボ合同会社(http://koto-lab.com/)の代表・岡部友彦さんに、まちづくりの神髄とコトラボにしか描けない寿町の未来設計図を語っていただきます。
合わせて愛媛県松山市で始められたミツハマルプロジェクトについてもお話いただきます。また、講演の後は、寿町の中を案内いただき、寿町の今とまちづくりのこれからについて参加者のみなさんと考えていきたいと思います。寿町に是非おいでください。
*岡部友彦氏(コトラボ合同会社社長) プロフィール
1977年生まれ。東京大学大学院建築学修了。
2004年より横浜寿町にてヨコハマホステルビレッジを始め、大学と連携した事業や地域の状況やプロジェクトを紹介するプロモーションムービーの制作などを行い、2012年より愛媛県松山市三津浜地区にて空き家バンクや、使われていない古民家のコミュニティアセット化を目指した活性化事業を行っている。