お知らせ

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身体と空間特別研究委員会 第3回公開研究会 3月6日東京

2015年02月12日

会員各位

身体と空間特別研究委員会より下記公開研究会のご案内です。
会員の皆様の積極的なご参加を期待しております。

***

「これからの空間づくりを考える(その3)―まちづくりの視点で五感を問い直す―」

1.主旨
震災復興や2020年のオリンピック・パラリンピックの開催に向けて新たなまちづくりが
急ピッチで進行している。
また、我が国の急速な超高齢社会の到来や2020年のパラリンピック招致などにより、
我が国のバリアフリー整備は世界屈指ともいわれる水準となってきた。
しかし、利用者からは、新たな課題も指摘されるようになってきた。
特に近年では、情報障害者の円滑な移動環境がクローズアップされてきている。
このような中で、身体と空間特別研究委員会では、もう一度障害当事者の情報利用実態に
立ち返り、ひとの身体特性と環境との関係性から、これからのまちづくりのあり方を考え
ることを目的とし、これまでに2回の公開研究会を開催してきた。
そこで、第3回公開研究会では、国土交通省総合政策局安心生活政策課が行った「平成24
年度弱視者の安全性・利便性に関する調査研究」、「平成25年度 色覚障害者の移動等円
滑化に関する調査研究」と、交通エコロジー・モビリティ財団が行った「公共交通機関旅
客施設における照明のあり方の研究」の計3つの視覚障害者の移動円滑に関する最新の研究
を紹介する。
更に、後半の基調講演とパネルディスカッションでは、これまでのマジョリティ中心に形成
されてきた≪まち≫の問題点を見直し、目に見えない・見落としてきた≪まち≫を掘り起し、
新たなまちづくりの手法を考えていきたい。
そこで、ダイアログ・イン・ザ・ダークの運営や視覚障害者の立場から様々な商品開発に
携わってきた豊富な経験を踏まえて、(株)インクルーシブデザイン・ソリューションズの
松村道生氏に「五感でつくるまち?(仮称)」についてご講演をいただき、これからのまち
づくりについて、参加者とともに考えていきたい。

2.日程と場所
日時:2015年3月6日(金) 13時30分~17時30分(開場:13:00から)
会場:お茶の水女子大学 本館103室
住所:東京都豊島区大塚2-1-1
最寄駅:東京メトロ丸の内線茗荷谷駅徒歩7分
地図:http://www.ocha.ac.jp/access/

3.主催
主催:(一社)日本福祉のまちづくり学会
後援:国土交通省(予定)、(公財)交通エコロジー・モビリティ財団(予定)

4.スケジュール
13時00分 会場受付開始
13時30分 挨拶・趣旨説明:コーディネーター 秋山哲男
(中央大学研究開発機構教授、日本福祉のまちづくり学会学会長) 10分
13時40分 報告1:ロービジョンと色覚障害に関する調査研究報告
金子喜一室長(国土交通省総合政策局安心生活政策課交通バリアフリー政策室)
安藤 悟(社会システム) 45分
14時25分 報告2:公共交通における照明について
沢田大輔(交通エコロジー・モビリティ財団) 15分
14時40分 質疑応答:司会 秋山哲男学会長 30分
コメンテーター 矢野喜正(矢野住環境研究所)、原 利明(鹿島建設)

15時10分 休憩 20分

15時30分 基調講演:「五感でつくるまち?(仮称)」
	松村道生氏(インクルーシブデザイン・ソリューションズ取締役) 45分
16時15分 パネルディスカッション:「まちづくりの視点から五感を問い直す」
	司会 松田雄二(お茶の水女子大学 准教授、本委員会幹事長) 70分
パネラー 安藤 悟(社会システム)、沢田大輔(交通エコロジー・モビリティ財団)、
松村道生(インクルーシブデザイン・ソリューションズ取締役)、伊藤納奈(産業技術
総合研究所主任研究員、本委員会幹事)、太田篤史(横浜国立大学特別研究教員、本委
員会幹事)、矢野喜正(矢野住環境研究所代表、本委員会幹事)、原 利明(鹿島建設
チーフ、本委員会委員長)
17時25分 まとめ:秋山哲男学会長 5分
17時30分 閉会

5.費用:無料
6.定員:60名(先着順)
7.申し込み先と締切
以下のメールアドレスに、(1)氏名 (2)所属 (3)連絡先アドレス (4)情報保障などの有無 
を記入の上、2015年2月28日までにメールにてお送りください。(厳守)
※なお、情報保障などが必要な方は、2月18日(水)までにお申し出ください。
 できる限りの対応をいたしますが、ご要望にお応えできないこともありますのでご容赦
ください。

申し込みメールアドレス:shintai_kuukan@fukumachi.net
日本福祉のまちづくり学会身体と空間特別研究委員会