お知らせ

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公開研究会「空港設計のプロセスから考える「ユーザー参加」型設 計の成果と課題」のご案内 8月29日 新千歳空港

2013年07月12日

各位

日本建築学会
建築計画委員会 ユーザー・オリエンティド・デザイン小委員会
主査 西出 和彦

お世話になります。
公開研究会
 「空港設計のプロセスから考える「ユーザー参加」型設計の成果と課題
  ―新千歳国際空港、東京国際空港、中部国際空港の取り組みを通してー」
のご案内です。

                 記

  2000年の交通バリアフリー法(現在はバリアフリー法に統合)策定後、空港施設では多様なユーザーの視点に立った、あらたな空港設計が試みられてきました。なかでも障害当事者を含む多様なユーザーが参加した設計を行った事例に、中部国際空港、新千歳国際空港、東京国際空港があります。

  新千歳国際空港国際線旅客ターミナルビルは、ユニバーサルデザインの考え方に基づき、全ての人が利用しやすい空港を目指し、利用者参加の検討会(UD検討会)を設置し計画を進めてきました。

そこで今回は、この取り組みの成果を体感するため、まず見学会を開催します。その後に、新千歳国際空港・東京国際空港のプロジェクトに関わった2名のパネリストによる講演と、東京国際空港のユーザー参加型設計に関わった司会を交えたパネルディスカッションを行い、その取り組みの成果と課題、またユーザーニーズの把握や建築計画への反映の具体的な方法論を考えます。

主催:建築計画委員会 計画基礎運営委員会
    ユーザー・オリエンティド・デザイン小委員会
共催:日本福祉のまちづくり学会北海道支部

日時:8月29日(木) 13:00~17:00
会場:新千歳空港国際線旅客ターミナルビル

内容:
  13:00~13:30 集合(新千歳空港国際線旅客ターミナルビル2 階会議室 スズラン)
            建築概要・見学会のポイント等説明
13:30~14:30 ターミナルビル見学(出発ロビー、出発ゲート、到着ロビー、連絡橋等)
14:30~17:00 パネルディスカッション(新千歳空港国際線旅客ターミナルビル2階会議室 スズラン)
         1)主旨説明:松田 雄二(司会:お茶の水女子大学)
         2)講演1「ユーザー参加」の理想と現実
              -ロービジョン者と建築設計者の両方の視点から考える:原 利明(鹿島建設)
         3)講演2「ユーザー参加」の成果とこれからの課題
              -ユーザーエキスパートの育成と人権・経営問題を含めた新たなユーザー参加手法の確立に向けて:秋山 哲男(日本福祉のまちづくり学会長)
         4)ディスカッション(講演者+司会)/まとめ:佐藤克志(日本女子大学)

定員:40名(申込み先着順)

【※重要※】
  新千歳国際空港の見学では【制限エリア(出入国検査場より内側)】に立ち入るため、 1ヶ月前に名前・現住所・生年月日を空港に届け出る必要があります。
見学会をご希望の方は、必ず7月31日までにお申し込みください。

参加費:会員2,500円 会員外4,000円 学生1,000円(資料代含む・当日申受け)申込方法:催し物名称、氏名、勤務先、所属、電話番号、E-mailアドレスを明記のうえE-mailでお申込み下さい。
(定員に達した場合のみお断りの方にご連絡いたします)
申込み・問合せ:松田 雄二(お茶の水女子大学) email:matsuda.yuji@ocha.ac.jp

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(菅原麻衣子会員からの情報提供)