お知らせ

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公開研究会「空港設計のプロセスから考える「ユーザー参加」型設計の成果と課題」のご案内 8月29日 新千歳空港

2013年06月10日

会員各位

北海道支部の鈴木様より下記公開研究会のご案内です。

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この度、建築学会ユーザー・オリエンティド・デザイン小委員会主催、北海道支部共催にて、下記の要領で新千歳空港にて公開研究会を開催いたします。
会員の皆様の積極的な参加を期待しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

公開研究会

「空港設計のプロセスから考える「ユーザー参加」型設計の成果と課題-新千歳空港、東京国際空港、中部空港の取り組みを通して-」

 2000年の交通バリアフリー法(現在はバリアフリー法に統合)策定後、空港施設では、多様なユーザーの視点に立った、あらたな空港設計が試みられてきました。
なかでも障害当事者を含む多様なユーザーが参加した設計を行った事例に、中部国際空港、新千歳国際空港、東京国際空港があります。

 新千歳国際空港国際線旅客ターミナルビルは、ユニバーサルデザインの考え方に基づき、全ての人が利用しやすい空港を目指し、利用者参加の検討会(UD検討会)を設置し計画を進めてきました。そこで今回は、この取り組みの成果を体感するため、まず見学会を開催します。その後に、新千歳国際空港・東京国際空港のプロジェクトに関わった2名のパネリストによる講演と、東京国際空港のユーザー参加型設計に関わった司会を交えた パネルディスカッションを行い、その取り組みの成果と課題、またユーザーニーズの把握や建築計画への反映の具体的な方法論を考えます。

主催:建築計画委員会 計画基礎運営委員会 

   ユーザー・オリエンティド・デザイン小委員会

共催:福祉のまちづくり学会北海道支部

日時:8月29日(木) 13:00~17:00

会場:新千歳空港国際線旅客ターミナルビル

内容:
 1.見学会(13:00~14:30)
   趣旨説明:原利明(鹿島建設)
   建築概要・見学のポイントの説明: 未定(新千歳国際空港)
 2.パネルディスカッション(14:30~17:00)
   趣旨説明:松田雄二(お茶の水女子大学/小委員会幹事)
  1)「ユーザー参加」の理想と現実 -ロービジョン者と建築設計者の両方の視点か
     ら考える:原利明(前掲)
  2)「ユーザー参加」の成果とこれからの課題-ユーザーエキスパートの育成と人権・経営問題を含めた新たなユーザー参加手法の確立に向けて
   :秋山哲男(日本福祉のまちづくり学会長)
  3)討論
  4)まとめ:未定(調整中)
定員:40名(申込み先着順)

新千歳国際空港の見学では制限エリア(出入国検査場より内側)に立ち入るため、1ヶ月前に名前・現住所・生年月日を空港に届け出る必要があります。見学会をご希望の方は、必ず7月31日までにお申し込みください。

パネルディスカッションのみ参加の方は8月14日(水)

参加費:建築学会・福まち学会会員2,500円 会員外4,000円 学生1,000円
(資料代含む・当日申受け)

申込方法:催し物名称、氏名、勤務先、所属、電話番号、E-mailアドレスを明記のうえE-mailでお申込み下さい。(定員に達した場合のみお断りの方にご連絡いたします)

申込み・問合せ:松田 雄二(お茶の水女子大学) email: matsuda.yuji@ocha.ac.jp

(鈴木 克典会員からの情報提供)