今年の全国大会は東京都立保健科学大学(東京都荒川区)にて8/2(木)、3(金)に 開催されました。
第4回全国大会大会長 寺山久美子
福祉のまちづくり研究会は、まちづくりに係わる工学・福祉保健医療・行政等様々な分野の人々が連携結集し、「市民生活機会均等と生活の質の向上をはかる<新たな福祉のまちづくり>の展開を目指した学際的な研究会です。1997月に発足した本会も約4年を経過し、年々研究内容も充実してまいりました。
この度第4回全国大会を東京都立保健科学大学を会場に開催することになりました。本大会は21世紀初の全国大会ということもあり、テーマを「21世紀の幕開け~福祉のまちづくりは暮らしづくり生きがいづくり~」と定めました。21世紀は「豊かな時代」と予想されています。物質的のみでなく「心の豊かな時代」でもありたいと願います。高齢者・障害者も生きがいをもって地域の中で自立生活を送ることができる社会でありたいと願います。福祉のまちづくりは、まさにその為に不可欠のものです。21世紀初頭にあたり、福祉のまちづくりのあり方と方策を、たくさんの方にご参集いただき討議を深めていただきたいと考えておりました。
1.日 時:2001年 8月 2日(木)、3日(金)
2.会 場:東京都立保健科学大学(東京都荒川区東尾久7丁目2-10、TEL : 03-3819-1211)
3.テーマ:21世紀の幕開け ~福祉のまちづくりは暮らしづくり生きがいづくり~ 4.主 催:福祉のまちづくり研究会
5.後 援:国土交通省、厚生労働省、経済産業省、警察庁、東京都、荒川区、東京商工会議所 (社) 日本作業療法士協会、(社) 日本理学療法士協会、日本生活支援工学会、東京保健科学学会、(社) 土木学会、(社) 日本建築学会(以上予定を含む、順不同) 6.定 員:500名
7.参加費:正会員 5,000円、学生会員 1,500円、非会員 8,000円、学生非会員 3,000円
いずれも資料集代含む。基調講演のみの参加は無料
10.プログラム(予定)
-8月2日(木)-
09:00~10:30 研究発表1(会場:講堂、大視聴覚室、講義室3、講義室4)
10:40~12:10 研究発表2(会場:講堂、大視聴覚室、講義室3、講義室4)
→ 詳細は研究発表プログラムを参照
12:10~13:00 昼食休憩(食堂)
13:00~13:30 総会(会場:講堂)
13:30~15:00 基調講演(会場:講堂) → 公開講座の対象のため無料
①「誰もが参加できるコミュニティーを目指して」(13:30-)
講師:横浜市総合リハビリテーションセンター所長 伊藤利之
②「情報化社会-人と福祉」(14:15-)
講師:東京電機大学工学部情報通信工学科教授 斎藤正男
15:15~17:30 研究討論会
①「福祉のまちづくり-21世紀への展望」(会場:講堂)
コーディネーター:秋山哲男(東京都立大学)
高橋儀平(東洋大学)
討論者:関根千佳(ユーディット)
河合俊宏(埼玉県総合リハビリテーションセンター)
鎌田 実(東京大学)
②「介護保険と福祉のまちづくり」(会場:大視聴覚室)
コーディネーター:溝端光雄(東京都老人総合研究所)
吉川和徳(板橋区おとしより保健福祉センター)
討論者:高橋龍太郎(東京都老人総合研究所)
鳥海房江(特養ホーム清水坂あじさい荘)
橋詰 努(東京都地域福祉財団)
18:00~20:00 懇親会(食堂) 会費:5,000円
-8月3日(金)-
09:00~10:30 研究発表3(会場:講堂、大視聴覚室、講義室3、講義室4)
10:40~12:10 研究発表4(会場:講堂、大視聴覚室、講義室3、講義室4)
→ 詳細は研究発表プログラムを参照
12:10~13:00 昼食休憩(食堂)
午 後 見学会(屋外ワークショップ) → 詳細は見学会のご案内を参照
3コース(定員制、先着順)
①さいたま新都心見学コース
②健和会グループの実践見学コース
③都老研・おとセン見学コース
11.見学会のご案内(屋外ワークショップ)
日 時:8月3日(金)午後(コースにより集合場所が異なります)
参加費:無料(但し、現地までと見学時の交通費は各自負担)
申込み:別紙の申込書にてお申し込みください
見学先:以下の3コース(各コースとも現地集合2時)
・各コースとも定員制、先着順です
・定員を超過した場合は、他のコースに変更していただく場合があります
・集合場所や時間等に変更がある場合は、当日会場にてお知らせいたします
①さいたま新都心見学コース
概 要:旧国鉄操車場跡地を中心とした区域で基盤整備が進められている
さいたま新都心は2000年5月にまち開きをしました。バリアフリー都市宣言のまちというだけでなく、防災拠点、情報発信の場としての機能も備えています。
今回は、バリアフリー計画の実際と関連施設を見学します。
案 内:高橋儀平(東洋大学)
定 員:25名(先着順)
見学コース:新駅駅舎、さいたまスーパーアリーナ、けやきひろば、その他の公共空間(但しイベントにより見学できない場合もあります)
見学時間:約3時間
集合場所:午後2時(さいたま新都心駅改札出口付近)
~会場から集合場所までの案内~
都電荒川線 徒歩 JR京浜東北線
「熊野前」a「王子駅前」Y「王子」 a 「さいたま新都心」
(約12分) (約27分) *他にも行き方はあります/乗り換え時間等は含みません
さいたま新都心の紹介HP:http://www.saitama-shintoshin.net
②健和会グループの実践見学コース
概 要:東京東部を中心に事業展開する特定医療法人財団「健和会」は、
「柳原病院」による在宅医療、24時間巡回型訪問看護・介護、
補助器具センターをはじめ日本の在宅ケアのパイオニアです。
今回はその活動の一端を紹介し、健和会グループの1つが運営
する新設の特別養護老人ホーム葛飾やすらぎの郷を見学します。
案 内:窪田 静(健和会補助器具センター)
定 員:20名(先着順)
見学コース:特別養護老人ホーム葛飾やすらぎの郷
見学時間:約3時間
集合場所:午後2時(JR金町駅改札出口付近)
~会場から集合場所までの案内~
地下鉄営団千代田線・
都電荒川線 徒歩 常磐線に直通
「熊野前」a 「町屋駅前」 Y 「町屋」 a 「金町」
(約6分) (約12分)
*他にも行き方はあります/乗り換え時間等は含みません
健和会HP:http://www.kenwa.or.jp/houjin/kenwakai.html
③都老研・おとセン見学コース
概 要:東京都老人総合研究所は、元気高齢者や病弱あるいは障害をも
つ高齢者に対する生活の質の向上を図るため、基礎科学、医学、
社会科学の3つの研究分野を柱として総合的に研究しています。
今回は、研究所の紹介と併設施設を見学します。また、板橋区
おとしより保健福祉センター(通称おとセン)は、区直営の在
宅ケアマネジメント機関として、平成3年よりトータルケアを
展開。介護保険制度導入にともない、保険者としての新たな役
割を担い始めたおとセンと、区市町村で初めて設置した介護実
習普及センターを見学、誰でも普通に当たり前の生活に向けた
取り組みを紹介します。
案 内:溝端光雄(東京都老人総合研究所)
定 員:20名
見学コース:東京都老人総合研究所 → おとしより保健福祉センター
見学時間:約3時間
集合場所:午後2時(東武東上線大山駅改札出口付近)
~会場から集合場所までの案内~
都電荒川線 徒歩 JR山手線 徒歩 東武東上線
「熊野前」a 「大塚駅前」Y 「大塚」 a 「池袋」 Y 「池袋」 a 「大山」
(約25分) (約3分) (約5分) *他にも行き方はあります/乗り換え時間等は含みません
東京都老人総合研究所HP:http://www.nbs-net.com/rouken/J_tmig/J_index.html
板橋区おとしより保健福祉センターの紹介HP:
http://www.localweb.ne.jp/e-kaigo/10sisetu/02/sis_02.html