福まち学会 会員各位
日本福祉のまちづくり学会「2021年度社員総会セミナー」のご案内です。
参加費無料
定員80名・事前登録が必要です。
非会員の参加も可能となっております。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
※セミナー前に開催される社員総会は代議員のみの出席となりますのでご了承ください。
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日本福祉のまちづくり学会
2021年度総会セミナーのご案内
「さわるとわかる、わかるとかわる」
2021年6月26日 in ZOOMウエビナーによるネット配信
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主催 一般社団法人日本福祉のまちづくり学会
昨年から世界中に蔓延した新型コロナウイルス(COVID-19)その勢いは未だ増すばかりです。この世界中へのウイルスの拡散は、私たち人間の社会活動を大きく制限し、特に「濃厚接触」という言葉に代表されるようにひととひととの「ふれあい」までもが制約されてしまう状況となっています。
全盲の研究者である広瀬浩二郎先生は、「それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける」の著書の中で「新型コロナウイルスの出現は、いやおうなく、世界に「さわる」ことの意味を問いかけている。そしてこのまま人々は「さわる」ことを忘れるのか、それとも新たな「さわるマナー」を創出できるのか。」と問いかけています。
広瀬先生は、視覚以外の情報でまちや博物館・美術館を楽しむ方法も提案しています。
この未曽有の時代だからこそ、当事者の困りごとの一つである「濃厚接触=さわること・ふれること=ひとの感覚」の観点から福祉のまちづくりについて考えてみたいと思います。
― 記 ―
日時:2021年6月26日(土曜日)15:00~16:30
講師:広瀬浩二郎氏(国立民族学博物館 准教授)
テーマ:さわるとわかる、わかるとかわ
配信方法:ZOOMウエビナーによるネット配信
※当日は、ハイブリット文字配信を行います。
参加費:無料
定員:80名(先着順。定員になり次第締め切りとさせて頂きます。)
概要:
本年9月~11月、国立民族学博物館において特別展「ユニバーサル・ミュージアム--さわる!"触"の大博覧会」を開催します。
コロナ禍による逆風が吹く中で、なぜあえて「さわる展示」を行わなければならないのでしょうか。非接触社会は多くの分断・隔離を生み出しました。者と物、者と者の相互接触(触れ合い)がなければ、豊かな感触(やさしさ、あたたかさ)を持つ文化は育ちません。特別展のスローガンである「さわるとわかる、わかるとかわる」を多くの人に実感してもらうために、まちづくりとの連携も意識した多彩な関連イベント、ワークショップ等も企画します。
特別展の概要について、みなさんからさまざまなコメントをいただくと同時に福祉のまちづくりの今後の在り方について一緒に考えられれば幸いです。
プロフィール:
広瀬浩二郎氏(国立民族学博物館 准教授)
1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。
筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。
専門は日本宗教史、触文化論。2001年より国立民族学博物館に勤務。
「それでも僕たちは濃厚接触を続ける」https://www.chiisago.jp/mag/000/
<プログラム>
【お申し込み方法】
文末のフォームよりお申し込みください。
なお、このフォームからのお申し込みが難しい方は、以下の項目をご記入の上お問い合わせメールアドレスまでお申し込みください。
お申し込みを頂いた方に、開催前日までに参加URLをお送りいたします。
以下の事項をご確認の上お申し込みください。
申し込み締め切り:2021年6月21日(月曜日)まで 《必着!》
申し込みフォーム:
https://forms.office.com/r/bekTGPh1Q1
お問い合わせメールアドレス:kobayashi[at]fukumachi.net([at]を @ に変えて下さい)
皆様のご参加をお待ちしております。
以上