特別研究委員会

1 住民参画・社会環境特別研究委員会

委員長 長野 博一(荒川区)

(1)委員構成 13名(委員長、協力委員、公募委員を含む)
<コアメンバー>石橋裕(首都大学東京)、稲垣具志(日本大学)、大森宣暁(宇都宮大学)、北野知裕(八千代エンジニヤリング)、庄子美優紀(八千代エンジニヤリング)、菅原麻衣子(東洋大学)、竹島恵子(交通エコロジー・モビリティ財団)、土橋喜人(スーダン障害者教育支援の会)、藤井敬宏(日本大学)、別府知哉(八千代エンジニヤリング)、<協力委員>水野智美(筑波大学)、<公募委員>西館有沙(富山大学)

(2)研究目的
 現在我が国は少子高齢化時代に突入し、高齢者・障がい者・妊産婦や乳幼児連れ世帯等が生活しやすく、かつ移動しやすい環境整備が急務となっている。それと同時に、社会として移動制約者等への理解がまだまだ不足している状況に対し、気づきの意識啓発や1人ひとりへの『多様性の理解』と浸透は、緊急的に進めるべき社会環境としての大きな問題と捉えることが出来る。
 また、これまでバリアフリー基本構想や福祉のまちづくり計画に対しては、住民参加の手法を取り入れ進めている状況が近年多数見られるが、実質的には行政が主導で行っているのが実情であり、また、個別事例の報告は多数挙げられているが、具体的な実践実例を積み上げ、そして検証することが求められている。
 上記背景を踏まえ、本研究委員会では、住民参加・市民参画の具体的事例から、福祉のまちづくりにおける自助・共助・公助の視点で取り組む方策を議論し、多様性理解の新たな方法などを模索しつつ、今後の社会環境づくりへ向けた問題提起を行う。

(3)主な研究事業

1)公開研究会の開催 年2~3回程度

2)福まち学会編「(仮)多様性への理解と当事者らが語る障害理解」書籍化へむけた取り組み

3)「福祉のまちづくりにおける住民参画の在り方に関する報告書」作成

4)その他見学会や視察等適宜実施

5)各種勉強会の実施

6)他委員会、および他学会の専門委員会とも随時連携し、これまでなかなかスポットがあたらなかった部分等へ積極的にアプローチする

(4)その他

・活動場所 関東(都内及び近郊)

(29年度)
第6回公開研究会 (仮)多様性理解=心のバリアフリーの内容
第7回公開研究会 (仮)住民参画と合意形成‐その4

・制作物について、住民参加のまとめ作業を随時行なう

・書籍化について、学会長・事務局長と相談

(30年度)
第8回公開研究会 (仮)多様性理解=心のバリアフリーの内容
第9回公開研究会 (仮)住民参画と合意形成‐その5

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