議案-2 2018年度 事業報告 2−1: 常設委員会 2-1-1 総務委員会  委員長 稲垣 具志 (1)学会メールマガジンの配信依頼に対する可否判断 (2)委員会活動における交通費、謝金等の経費運用の考え方についての議論、特別研究委員長を対象としたアンケート調査の実施 (3)予算及び事業計画の立案と社員総会の運営 (4)全国大会運営規則の改訂・全国大会運営方法の根本的な改革案の提案 (5)災害時の調査支援への助成金及び現地への支援金の原資確保に関する提案 (6)選挙改革の提案 (7)本部事務局職務分掌の見直し    2-1-2 論文委員会  委員長 柳原 崇男 (1)査読状況  ・新規投稿数:11件 前年度からの繰越:3件 ・査読者選定中:0件 ・査読依頼中:1件 ・査読中:5件  ・採用決定:5件(20-2号掲載分:0件、20-3号掲載分:3件、21-1号掲載文:2件) ・不採用:3件 (2)活動報告 ・委員長、副委員長交代  委員長:北川博巳氏(兵庫県立福祉のまちづくり研究所)から柳原崇男氏(近畿大学)に交代となった。  副委員長:柳原崇男氏(近畿大学)から神吉優美氏(奈良県立大学)に交代となった。 2-1-3 学会賞選考委員会  委員長 大森 宣暁 (1)第9回学会賞・市民活動賞の選考  ・2018年1月29日 募集開始。各支部長等にも推薦依頼。 ・2018年3月30日 応募締め切り。応募件数4件。 ・2018年3月30日から6月25日 選考委員会によるメール審議およびヒアリング 適切なものを選考し理事会に2件を推薦 @ わらじの会(埼玉県越谷市、春日部市) A 眼の会(兵庫県神戸市) ・2017年8月9日 全国大会(東海)にて表彰式開催 (2)学会賞・学術賞 本年度は選考せず (3)第21回全国大会、大会優秀賞及び大会奨励賞の選考  第21回全国大会の大会優秀賞及び大会奨励賞について、学会賞選考委員会において慎重な審査の結果、大会優秀賞3件、大会奨励賞4件を選考致しました。   (1)大会優秀賞   (3件) @II1D-4(PR0052) 森口 弘美(京都府立大学)、太田啓子(立命館大学) 「知的障害のある人とつくる合理的配慮研修−Social Relationの観点からの検討−」 AII2D-5(PR0071) 城戸 恵美子(三菱電機)、山崎 友賀(三菱電機)、稻田 雅之(三菱電機) 「エレベーター行先予報システムにおける誘導音の開発」 BII3B-4(PR0057) 南 聡一郎(社会科学高等研究所(EHESS)) 「運賃上乗せによる交通バリアフリー財源調達の是非について−交通権と経済格差の論点から−」 (2)大会奨励賞  (4件) @I2A-1(PR0001) 坂本 淳(高知大学)、山岡 俊一(呉工業高等専門学校) 「大規模災害時における長期浸水域内からの要医療支援者の搬送計画モデル」 AI2D-2(PR0006) 太田 耕介(日本大学)、江守 央(日本大学)、佐田 達典(日本大学) 「3次元点群データを用いた車いす使用者におけるサインの視認性評価−地下改札外コンコースを対象として」 BII1C-1(PR0088) 室崎 千重(奈良女子大学) 「聴覚障害者の観光方法を活かした体験型観光情報の提示に関する研究」 CII2C-2(PR0023) 老田 智美(NATS環境デザインネットワーク)、田中 直人(島根大学)、後藤義明(岡山理科大学) 「レミニセンス空間の導入前後に関する認知症高齢者の行動変化−認知症高齢者居住施設における周辺症状緩和につながるデザイン手法に関する研究 その3−」 ○選考経過 全国大会開催時に、各セッションの座長に推薦を依頼した。推薦のあった計18本の研究発表について、概要集に掲載された論文を6人の選考委員が審査し、大会優秀賞及び大会奨励賞を決定した。 (4)第10回学会賞・市民活動賞の募集  ・2018年12月14日 募集開始 ・2019年2月28日 応募締め切り。3件の応募 2-1-4 会誌委員会  委員長 澤田 大輔 (1)学会誌の発行  ・『福祉のまちづくり研究』Vol.20 No.2  7月15日発行    特集 なし  ・『福祉のまちづくり研究』Vol.20 No.3  11月15日発行 特集 第21回全国大会in関西の報告  ・『福祉のまちづくり研究』Vol.21 No.1  3月15日発行 特集 「インクルーシブなアプローチ」のこれから (2)会誌委員会開催 ・2018年6月23日 日大理工学部(駿河台)にて開催 2-1-5 事業委員会  委員長 秋山 哲男 (1) 北海道の交通を考える連続セミナー  ・2018年7月10日(火):第1回「身近な生活と交通(北海道の交通を考える)」(北星学園大学)   参加者36名  ・2018年10月19日(金):「北海道の交通を考える連続セミナー 第二回 −鉄道と地域交通−」   参加者31名 (2) 情報まちづくりセミナー  ・2018年8月29日(水):第3回情報まちづくりセミナー (京都大学) 参加者69名    「具体的な取り組みの進むコンパクトシティやライドシェア、観光の視点からの議論」   ・2019年3月5日(火):第4回情報まちづくりセミナー(富山県民会館) 参加者39名 「地域交通計画と情報の新しい技術〜MaaS・ライドシェア〜」 (3) バリアフリー法の関連ガイドライン改定に関するセミナー  ・2018年7月11日(水):札幌 参加者33名  ・2018年9月4日(火):仙台 参加者65名  ・2018年9月25日(火):兵庫 参加者171名  ・2018年9月27日(木):富山 参加者26名 ・2018年10月5日(金):名古屋 参加者141名  ・2018年10月11日(木):東京 参加者216名  ・2018年10月22(月):高松 参加者36名  ・2018年11月28日(水):鳥取 参加者40名  ・2019年1月8日(火):博多 参加者99名 ・2019年1月23日(水):沖縄 参加者35名  ・2019年1月31日(木):広島 参加者53名 (4) その他   ・2018年9月6日(木):「“インクルーシブリサーチ”の可能性 知的障害のある人との共同研究」    参加者55名 ・2018年12月27日(木):(大田区産業プラザ) 「地域交通と情報技術」 〜MaaS・ライドシェアー・自動運転と地域交通計画〜 参加者57名 2-1-6 国際委員会  委員長 北川 博巳  ・第15回 TRANSED(高齢者・障害者のモビリティと交通のための国際会議)開催支援 2018 年11月12日(月)〜11月15日(木) 主催:エデン社会福祉財団(Eden Social Welfare Foundation)(台湾) テーマ「みんなの為の移動: アクセス可能な交通によって世界をつなげよう」 (Mobility for All: Connecting the World with Accessible Transportation.) メイン会場:Taipei International Convention Center 2-1-7 災害研究・支援委員会  委員長 狩野 徹  ・2019年2月28日(木)「被災地活動報告会」<文京区男女共同参画センター> 参加者約40名 活動報告 1)「西日本豪雨における要配慮者の実態と課題−広島県呉市の事例−」 山岡俊一(呉工業高等専門学校環境都市工学分野教授) 2)「インクルーシブな復興まちづくりをめざして−西日本豪雨被災地・倉敷市真備町を事例に−」   石塚裕子(公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構 研究戦略センター主任研究員) 3)「大規模災害未経験地域の福祉的課題−西日本豪雨災害の教訓をどう活かすか−」   中野ひとみ(中国短期大学保育学科専攻科介護福祉専攻准教授) 4)「大規模災害による交通障害とその対応・課題〜平成30年7月豪雨の対応最前線から〜」  神田佑亮(呉高等工業専門学校環境都市工学分野教授) 総合討論  モデレーター 狩野徹(岩手県立大学社会福祉学部教授)  コメンテーター 秋山哲男(中央大学研究開発機構教授)・鈴木克典(北星大学経済学部教授)          長谷川万由美(宇都宮大学教育学部教授)     2-1-8 東京2020オリンピック・パラリンピック推進委員会  委員長 橋 儀平 本年度は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の準備状況の確認とピョンチャン、ロンドン大会のレガシー調査を中心に活動し、年度末に公開研究会を行った。 (1)2018年6月29日(金)〜7月1日(日):2018ピョンチャンオリンピック競技大会施設および関連施設、カンヌン駅視察(会場名) 参加人数5名 (2)2018年11月22日(水)〜24日(土):2012ロンドン大会オリンピックパーク視察、GloInnovation Hub、Transportation for London (TfL)、Leonard Cheshire Disability、Inclusion London、Disability Rights UK (DR) 参加人数4名 (3)2018年12月25日(火):公開研究会 「インクルーシブなまちづくりに向けて」 〜東京2020パラリンピック大会を契機としたレガシーをどう構築するか。会場:東洋大学白山校舎。ピョンチャン、ロンドン視察報告とシンポジウム。2020東京大会組織委員会、都オリパラ準備局、DPI等関係者、参加人数105名