お知らせ

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事業委員会公開講座「高齢化をめぐる地域交通の動向」7月11日in中央大学・後楽園

2019年06月19日

会員各位

当学会の事業委員会主催 公開講座のお知らせです。
非会員の参加も可能です。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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事業委員会主催 公開講座

高齢化をめぐる地域交通の動向

2019年7月11日(木) in 中央大学研究開発機構

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日本福祉のまちづくり学会事業委員会
中央大学研究開発機構

 人口減少・超高齢社会に突入しようとしている日本の地方圏における地域公共交通は経営危機が深刻であり、もはや独立採算制のもとでは維持が不可能である。コミュニティーバスやデマンドバスなどの取り組みも、地方財政への負担が大きい。一方で、欧米の少なからぬ国において、地方財政で地域交通を支える仕組みが法制度化されている。交通権の保証を含む持続可能な交通政策が政策公準となっているからであり、フランスやアメリカのように地方交通税を導入している国もある。これらの地方交通財政は、既存の公共交通の維持・改良だけではなく自動運転バスのようにイノベーションを活用した新しいモビリティの導入に対しても、経済面で支える存在となっている。また、日本の各地域でも自治体の創意工夫や、住民との協働、住民による自主運行バスなどの手法によってモビリティを支える先進的な取り組みがおこなわれている。
 そこで本セミナーでは、地方交通財政に関する理論と現実の関係の報告と、日本の各地の取り組みに関する報告を通じて、財政と運営という観点から今後の日本の地域公共交通のあり方について考えていく。

◆日時
2019年7月11日(木曜日) 15:00~17:00 (受付開始 14:30から)
◆会場
中央大学後楽園キャンパス 3号館9階会議室
〒112-8551 東京都文京区春日1丁目13-27
◆地図
http://fukumachi.net/others/190610_campusmap.pdf

◆プログラム

15:00-15:05
挨拶:秋山哲男(中央大学研究開発機構 機構教授)
15:05-15:50
地方交通財政の理論と現実
-超高齢社会における最適な費用負担のあり方-
(南 聡一郎/中央大学研究開発機構 機構助教)
15:50-16:20
運行形態や組織から考える持続可能な地域交通のあり方
(岡本英晃/交通エコロジー・モビリティ財団)
16:20-17:00
質疑応答

 コーディネーター:秋山哲男(中央大学研究開発機構 機構教授)

◆参加費:学会員・学生:1000円、非会員:2000円(定員30名)

◆参加申し込み:2019年7月5日(金)まで
■参加希望者は、件名を「高齢化をめぐる地域交通の動向」とし、
 参加者のお名前、ご所属、メールアドレス、会員・非会員の種別をご記入の上、
 kobayashiアットfukumachi.net(担当:小林)までお申し込みください。
(アットを@に変えてください)

■締切 7月5日(金)

■情報保障やその他の支援をご希望の方は6月28日(金)までに支援の内容をお知らせください。なお、内容によってはご要請にお応えできない場合があることをお含みおき下さい。