福まち学会 会員各位
身体と空間特別研究委員会のセミナーのご案内です。
皆さまの積極的な参画を期待しております。
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日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会セミナーin浜松
「きくこと・みること・さわること」に関する基礎講座
~サウンドUDシティを目指して~
2017年12月9日(土) in クリエート浜松
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主催 日本福祉のまちづくり学会
身体と空間特別研究委員会
委員長 原 利明
1. セミナーの趣旨
公共交通機関や公共施設のバリアフリー化といえば、従来は、床面の段差をなくすことや昇降設備の設置などを意味していました。さらに、近年では、光環境(視環境)や音環境の整備に関する問題も指摘されるようになってきており、国土交通省では「公共交通施設のバリアフリーガイドライン」の改正に向け「見え方・聴こえ方、感覚WG」などで課題を検討し始めています。
このような動向を契機とし、日本福祉のまちづくり学会「身体と空間特別研究委員会」では、ひとの感覚と空間の関係性に関する本質的な議論を重ねてきました。
昨年(2016年)に東京にて公開セミナーを開催しました。
この度、12月に浜松市にて行われます「サウンドデザインフェスティバル」の開催時期に合わせて、本研究委員会初企画の出張セミナーを開催することとなりました。
セミナーでは、前半では聴覚のメカニズムや音による空間認知に関する基礎知識を、後半では視覚や触覚のメカニズムとそれを使った空間認知や移動に関する話題を提供いたします。
浜松市が今後、"サウンド"という要素を取り入れながら超高齢社会の都市ビジョンを発信する一助となればと期待しております。
東海・中部地区の多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
(本セミナーは建築CPD単位を予定しています)。
2. 開催日時と場所
日時:2017年12月09日(土)13:30~17:30
会場:クリエート浜松(中部協働センター) 21講座室
http://www.hcf.or.jp/facilities/create/access/
3. 主催等(予定)
主催:一般社団法人 日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会
共催:公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団
一般社団法人 日本福祉のまちづくり学会東海・北陸支部
後援:浜松市(予定)、静岡文化芸術大学
4. プログラム
13:30~13:40 挨拶、趣旨説明
原 利明(鹿島建設/身体と空間特別研究委員会委員長)
13:40~14:40 講演1 「きくこと」
聞こえ方のメカニズム、高齢者難聴者の聞こえ方、音を活用した空間認知など
太田篤史(身体と空間特別研究委員会幹事)
14:40~15:00 休憩
15:00~16:00 講演2 「みること」
見ることのメカニズム、ロービジョン者や色覚異常の方の見え方、ロービジョン者・全盲者の歩行様態など
矢野喜正(矢野住環境研究所)
松田雄二(東京大学)
16:00~16:30 講演3 「さわること」
触覚の定義と仕組み、触覚の活用など
原 利明(前述)
16:30~16:45 休憩
16:45~17:20 質疑応答・ディスカッション
司会: (身体と空間特別研究委員会)
17:20~17:30 まとめ
5.受講料:無料
定員:40名(申し込み先着順)
6. お申し込み
以下の要項に即して、電子メールにてお申し込みください。
◆メールタイトル:「セミナー申し込み12月9日浜松」
◆メール本文: (1) お名前 (2)ご所属 (3)ご連絡先メールアドレス
(4)学会員・学生・非学会員の区別 (5)情報保障等のご希望
◆宛先:mailto: t-obam@suac.ac.jp
(小浜宛)
◆締め切り: 2017年12月1日(金)厳守
7. 情報保障ほか
各種ご希望については、申し込みメールの本文(5)欄にお書き添えください。
情報保障をご希望の方は、11月20日(月)までにお申し込みください。
※準備に時間を要しますので、日程厳守でお願いいたします。なお、内容によりご希望に添えない場合もありますので、予めご容赦ください。
※駐車場などにつきましては、クリエイト浜松のサイトをご参照ください。