福まち学会 会員各位
本学会・住まいと福祉コミュニティ特別研究委員会の公開研究会が下記の通り開催されます。多くの皆さまの積極的な参画を期待しております。(清)
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住まいと福祉コミュニティ特別研究委員会
2017年度第1回公開研究会「住まいと福祉コミュニティに関する海外事情1」
「中国で終の棲家はどのように造りだされるのか
-北京・康語軒倶楽部老年公寓の設計プロジェクトの経験から-」
2017年6月30日(金) in 中央大学後楽園キャンパス
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住まいと福祉コミュニティ特別研究委員会
委員長 水村容子
(1)主旨
日本ほど急速な高齢化率の上昇は見受けられませんが、人口規模の大きさから、中国における高齢化人口は1億人を超えると言われています。さらには、一人っ子政策の影響もあり、高齢者の介護機能が家庭内から失われてしまった現在、中国国内では高齢者を対象として住宅・介護施設の整備が急がれています。こうした施設の設置に関する法制度・設計ガイドラインなどは、我が国の状況を参照しつつ整備が進められていますが、それと同時に我が国の多くの設計事務所・建設事業者がそうしたプロジェクトに参加しています。しかしながら、事業契約に対する捉え方の違いからトラブルも後を絶たないようです。
今回の研究会では、中国・北京の高齢者施設の動向を東洋大学・高橋氏および大学院生のトウ氏にお話いただいた後、北京ではじめて個室・ユニット化が実現した介護施設の設計を担当された惣道氏からそのご経験をご紹介いただきます。
(4)スケジュール
司会 東洋大学・水村容子
(5)申し込み先 東洋大学・水村容子(mizumura@toyo.jp)
(6)参加費 会員1000円、学生500円、会員外1500円 (定員30名)
(水村容子会員からの情報提供)