お知らせ

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高齢者交通(連続)セミナー5月23日・6月13日・7月11日in中央大学・後楽園

2017年04月19日

福まち学会 会員各位

今年度発足の常設の事業委員会(秋山哲男委員長)で最初の事業企画である連
続セミナーが開催されます。
より多くの皆さまの積極的な参画を期待しております。(清)

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       中央大学「高齢者交通セミナー」開催の案内
    綻び始めている高齢社会の「モビリティと交通」を読み解く

  2017年5月23日・6月13日・7月11日in中央大学・後楽園キャンパス

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  主催 中央大学理工学部 鹿島茂研究室+研究開発機構 秋山哲男研究室
       日本福祉のまちづくり学会・事業委員会 秋山哲男委員長
       交通エコロジー・モビリティ財団

 65歳の高齢者が3割を超えつつある社会がもうそこまで来ています。高齢者
は一般に老いと共に心身機能が低下し、交通やまちをうまく使いこなすことが
できなくなってきます。
 本セミナーは現在顕在化している高齢社会の交通問題を対象とし3日間で3
つのテーマを行います。各40分のお話をした後、質疑・議論を40分行います。

■第1回
日時 2017年5月23日(火)午後6:30~20:45
「事故と安全」
高齢ドライバーによる交通事故が顕在化し社会問題化していること。また、
日常生活で高齢者が階段や道路など転倒・転落に対して、その実態と対策をお
話しします。
(1)高齢ドライバーの事故特性と予防-自分でできる予防策と支援装置の利用
  鹿島茂
(2)高齢者の自損事故の実態と対策 秋山哲男

■第2回
日時 2017年6月13日(火)午後6:30~20:45

「高齢者の新たなモビリティ確保」
 最近著しい増加を見せている自転車やセグウェーなど様々パーソナルモビリ
ティが開発されこれからどうなるのか、について議論します。2006年に法制化
された有償運送がどこまで役立っているのか、また情報通信の発達と生まれた
ライドシェアーがタクシー会社の抵抗を受けながら、どの様な問題が顕在化す
るのか、どこまで拡大してゆくのかなどをお話しします。
(1)運転するモビリティ確保-自転車・パーソナルモビリティ等 鹿島茂
(2)乗客としてのモビリティ確保-移送サービス・ライドシェアー 秋山哲男

■第3回
日時 2017年7月11日(火)午後6:30~20:45

「交通におけるストレスとその軽減」
 人は移動する場合、物理的な障壁や、通勤鉄道の混雑に苦痛やストレスを感
じています。ここでは、ストレスを指標としてバス・鉄道の負担感をお話しす
ること。また、鉄道の乗換の移動距離や階段など物理的にストレスとなります。
こうした、障害者のストレスを軽減するデザインについて事例を中心にお話し
します。
(1)ストレスを指標として自転車・バス・鉄道の負担感 鹿島茂
(2)ストレス軽減のデザイン手法 秋山哲男

■開催場所 中央大学6号館7階(6701)3日間とも同じです
      文京区春日1-13-27(地下鉄メトロ・後楽園下車徒歩5分)

■申し込み 先着50名まで
 氏名、所属、連絡先(メール・携帯)を記入の上、5月20日まで
 本部事務局 小林 kobayashi@fukumachi.net に申し込みください。
 情報保障が必要な方は申し出てください。

■参加費用 3回4,000円(1回でも4,000円です)