第2回連続セミナー「視覚・聴覚・触覚に関する基礎講座」4月15日in日大駿河台
2016年03月18日
福まち学会 会員各位
身体と空間特別研究委員会の第2回連続セミナーの案内が届いています。
会員の皆さまの積極的なご参画を期待しております。(清)
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第2回連続セミナー 視覚・聴覚・触覚に関する基礎講座
身体と空間特別研究委員会 委員長 原 利明
- 目的
最近、公共交通施設などでのバリアフリー化の検討の場では、光環境や音環境への関心が高まりつつあります。これは、3.11以降の節電による消灯・減灯にともなう問題や、ガイドライン・JISによる音サインの普及にともなうコンフリクト問題にも起因していると考えています。
このようなことから、光や音などについての基礎的な知識を広めていくことを目的として本セミナーを開催します。空間認識に関わる人間の感覚について学会員、研究者、デザイナー、事業者などに広く理解して頂き、まちやたてものの適切な計画につなげて頂ければと思っています。
連続セミナーの第2回は「きくこと」をテーマとしました。講演1では、「耳」やそもそも「音をきくこと」の仕組みについて、簡潔に解説して頂きます。続く講演2では、音をきくことに困難を伴うことのある高齢者・聴覚障害者に注目し音環境のあり方について考えていきます。最後の講演3では、視覚情報の代替として聴覚情報を利用することの多い視覚障害者に注目しながら音の役割について考えていきます。最後に、会場の参加者からの質疑を受け、議論を行います。
※本セミナーは建築CPD:2単位となります。
- .開催日時と場所
日時 2016年4月15日(金)18:30~20:30
場所 日本大学理工学部駿河台校舎1号館
地図 http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html
- 主催等
主催 日本福祉のまちづくり学会・身体と空間特別研究委員会
後援 交通エコロジー・モビリティ財団(予定)
公益社団法人日本騒音制御工学会(予定)
- プログラム
18:30~18:35 趣旨説明
原 利明(鹿島建設・身体と空間特別研究委員会委員長)
18:35~18:50 講演1
船場 ひさお(身体と空間特別研究委員会委員)
布施 雄一郎(音楽テクニカルライター)
「音とは? きくことのしくみ(仮)」
18:50~19:30 講演2
船場 ひさお(上述)
「高齢者・聴覚障害者に必要な音環境とは(仮)」
19:30~20:10 講演3
太田 篤史(身体と空間特別研究委員会幹事)
「視覚障害者はどのように音を利用しているのか(仮)」
20:10~20:30 質疑応答
司会 松田 雄二(東京大学)
- 費用と定員
費用 会員・学生 無料、非会員 ¥1,000
定員 50名(先着順)
- 申し込み
以下の項目を記入の上、メールにてお申し込みください。
1)お名前 2)ご所属 3)連絡先メールアドレス 4)会員種別5)情報保障など
申し込み先:matsuda@arch1.t.u-tokyo.ac.jp(松田)
申し込み締め切り:2016年4月11日(月)厳守
- 情報保障など
情報保障ご希望の方は、2016年3月末日までにお申し込みの際にご希望の情報保障をご記入ください。
また、託児サービスをご要望の方も3月末日までにお申し出ください。
なお、内容によりましては、ご希望に添えない場合もございますので、予めご容赦ください。
※連続セミナーの今後の予定
第3回 「みること-PART2」
・日時 2016年5月20日(金)18:30~20:30
・会場 都内(未定)
・概要 色覚特性、視覚障害者の歩容などから「みること」を考える
第4回 「さわること」
・日時 2016年6月中旬
・会場 都内(未定)
・概要 触知覚について
第5回 「あるくこと」
・日時 2016年7月中旬
・会場 都内(未定)
・概要 歩行のメカニズムについて
今後もご期待ください。
(原利明会員からの情報提供)